ファッションに関する雑学

ファッションに関する雑学

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ズボンの語源

ズボンの語源は履くときのズボンという音が語源。

その他に、フランス語でジュポンという男性用の衣服という説もある。

腰パンの由来

腰パンの由来はベルトを付けずにはいた囚人服!?

自殺防止のためのベルトがないぶかぶかの囚人服をアメリカの黒人男性がマネして着始めたのがきっかけ。

カーディガンの語源

カーディガンの語源は襟なしジャケットを着ていたカーディガン伯爵が起源。

カーディガン7世がクリミア戦争で着ていたウールのケープがカーディガンの起源。

レオタードの語源

レオタードの語源は19世紀に空中ブランコをしていたフランス人のレオタードさんが由来。

当時 曲芸師として人気だったジュール・レオタールさんの全身タイツを『レオタール』と呼んでいて、それが 英語で『レオタード』と呼ぶようになった。

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背広の語源

背広の語源はイギリスの高級ショッピング街 セヴィル・ロウ通りが由来。

その他にも、フロックコートやイブニングコートより背中の幅が広いデザインだったからという説もあるそうです。

ボタンダウンシャツの襟のボタン

ボタンダウンのシャツの襟の先に付いている小さなボタンは何のために付いているのでしょうか?

1900年、ニューヨークの紳士服店ブルックス・ブラザース社の当主、ジョン・ブルックスがイギリスでポロ競技を観戦していた時のことです。

ポロ競技とは馬にまたがった選手がゲートボールの棒の様なモノでボールを打ち得点を競うゲームです。

イギリスでは極めてセレブなスポーツとされており、服装も襟のあるシャツとされていました。

そのポロ競技を見ていたジョンは選手がボールを打つたびにシャツの襟が頬に当たってしまうことに気が付いたそうです。

これではプレーに支障をきたすというわけでジョンが考え出したのが襟をボタンで留めるという方法だったのです。

そうしてブルックス・ブラザース社はこの新しいシャツをポロ・カラー・シャツと名付け、やがてボタンダウンとしてニューヨークで定着したそうです。

女性用のシャツはナゼ左前なのか?

着物のうちあわせは、男も女も右前。

しかしシャツのうちあわせは男が右前で女性が左前になっています。

男女問わず、世の大半の人は右利きで、右利きの人は右前の方がボタンをかけやすいものです。

それなのに女性用のシャツが左前なのはナゼなのでしょうか?

その昔、ヨーロッパではボタン付きシャツの様な洋服屋が仕立てた衣服を着られる女性は、上流階級の婦人だけに限られていたそうです。

そういう女性達は自分で衣服を着ることはせずに召使たちに着せてもらっていたのです。

そのため女性用のシャツのうちあわせは召使がボタンをかけやすいように左前に作られたのです。

現代では召使にシャツを着せてもらっている女性はいないので、女性用シャツの左前が持つ意味は長年の習慣と男性がボタンをはずしやすいようにということもあるそうです。

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の柄は日本の家紋だった

日本人に人気のある海外ブランドの代表といえば、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)があげられます。

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のバッグには、エピ、ダミエ、タイガ、スハリ、ノマドなど様々なシリーズがありますが、定番といえば、やはりLVの文字に花と星をあしらったモノグラムです。
このモノグラムの柄で、丸の中に星がデザインされたマークは、薩摩藩、島津家の家紋からとったものだそうです。モノグラムのマークが使われるようになったのは1896年のことで、折りしもフランスでは、日本ブームが起きていたそうです。

しかも1867年に開かれたパリ万国博覧会には徳川家とともに薩摩藩が参加していたそうです。

この時の日本の出展物の中に島津家の家紋の入った品があり、それを見たルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の関係者らが、家紋をヒントにモノグラムのデザインを考えたといわれています。

またダミエは、日本の市松模様をヒントにデザインされたそうです。

背広の左えりの穴の意味

背広の左えりにあるボタンホールには、バッジを留めている人もいますが、現在ではほとんど装飾的な意味あいになっています。

昔は、反対側のえりにボタンが付いていて、これをかけて学生服のつめえりの様にして着ていました。

TVや映画などをみていると、このボタンホールに花を差している人がいますが、実際、19世紀には、ダンディーな雰囲気を出すためにフラワーホールと呼び、花を飾るための穴でした。

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ジーンズの色は何でブルーなの?

1850年代にカリフォルニアでゴールドラッシュがあった頃、金鉱脈を掘り当てて、ひと財産を築こうという採鉱夫のひとり、リーバイ・ストラウスによって、初めてジーンズが作られました。

当時の採鉱夫たちは、何よりも丈夫さを求めて、馬車のほろやテントの生地などで作ったゴワゴワした作業ズボンをはいていました。

リーバイは、このゴワゴワズボンをインディゴブルーで染めてみたのです。

インディゴブルーとは、インド産の青い染料で、虫除けの効果があることから、採鉱夫たちにとって最大の恐怖だったガラガラ蛇を追い払う効果があると信じられていたのです。

昔の日本の農家でも、農作業の仕事着には藍染が用いられていましたが、これも虫除けの効果があったからです。

実際にガラガラ蛇にも効果があったからどうかは定かではありませんが、このブルージーンズはあっという間に人気を博し、リーバイはジーンズ会社を作り、金鉱脈を掘り当てる以上にブルージーンズという金脈を掘り当てたのです。

これがジーンズのトップブランド Levi’s の由来です。

セーラー服のえりはナゼ大きいの?

セーラー服のえりは、ナゼ肩から後方へ四角く大きくなっているのでしょうか、セーラー服は、17世紀にイギリス海軍の水兵の制服として初めて登場しました。

当時は長い航海の間に入浴ができなかったため、肩の後ろまで伸びた長い髪が汚れる一方でした。

そこで考えられたのが四角い大きな布を肩から後ろへたらし、髪の汚れから制服を守ることでした。

こうすることで、えりを洗濯するだけで制服をきれいに保つことができたのです。

女子高生が着る現在のセーラー服の形も、その名残りなのです。

ハイヒールの始まり

現代のハイヒールは女性がセクシーにみせるファッションとして履く靴ですが、初めてハイヒールが登場したのは17世紀初めのことだそうです。

この頃の西洋の都市は雨が降ると街中の家から道路に糞尿が流れ出し、悪臭とぬかるみがひどかったそうです。

そんな中を女性がドレスを着飾って外出するとスカートの裾が糞尿だらけになってしまい、そこで考案されたのがハイヒールなのだそうです。

当時のハイヒールはかかとだけではなく、つま先部分も高くなっていて、中には60cmのヒールもあったようです。

そして、このハイヒールを女性が履き、歩きにくそうにクネクネと歩く姿がたまらなくセクシーだったらしく、やがてファッションとして改良されたそうです。

着物はナゼ右前に着るの?

洋服の場合、男は右前、女は左前に合わせがくるように着るが、 着物は男も女も右前、つまり右側が内側にくるように着るのが習慣。

その理由はいたって簡単で、 日本人は昔から右利きが多かったからだそうです。

右前に着物を着ると、利き腕である右手をふところに入れやすい。

財布などがすぐに取り出せるというわけ。

また死者に着物を着せる時は生者と区別するために左前にする習慣がある。

グッチのデザインがシマ柄の訳

人気ブランドのグッチのシンボルといえば、バッグのデザインでおなじみのダブルG。

そしてもう一つグッチを表わす重要なデザインが緑・赤・緑とシマ柄になったタグ。

このシマ柄デザインのルーツは馬に付ける腹帯。

今も競走馬のお腹には、鞍がずれないようにシマ柄の腹帯が付けられている。

グッチはそれをデザイン化したもの。

1906年にイタリアのフィレンツェで創業されたグッチも、もともと馬具メーカーからファッション界へ入ったブランド。馬具作りの優れた技術が生かされている証が、あのシマ柄という訳です。

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